超大型アングルベンダー機による「冷間リング曲げ加工」 ラセン巻 フランジ巻
使用機材 ラウンド社製 14S型
超大型に分類され、曲げ能力は 100mm²から40000mm²まで対応しています
株式会社ミハルがスウェーデンのラウンド社製のアングルベンダーによって「冷間曲げ加工」による加工を始めたのは1960年代後半のこと。初代社長がスウェーデンの機械メーカーを視察し、日本には無かった超大型の冷間曲げ用アングルベンダーを導入しました。 しかし当時の日本には弊社が求める「冷間曲げ」に適した鋼材がなく、大学や取引先であるベアリングメーカー商社など、各所の尽力により対応可能な鋼材を開発。その結果、1969年に冷間曲げによるリング製造が成功したのです。
「冷間曲げ加工」とは、一本の棒状鋼材に熱を加えず曲げ加工する方法。この方法には材料歩留まりの良さに加え、省エネルギーで加工できるというメリットがあり、これは「環境に配慮した工法」なのです。